アフターピルEmergency contraception

アフターピルは、避妊に失敗した場合や避妊をしなかった場合に、緊急的に妊娠を防ぐために使用されるホルモン剤です。性交後、できるだけ早く服用することで受精や着床を防ぎ、妊娠の可能性を低下させる働きがあります。

お薬の種類

当院で取り扱いのあるお薬です

自費

レボノルゲストレル

レボノルゲストレル
  • 5,500円/1回分(税込)

自費

エラワン

エラワン
  • 8,800円/1回分(税込)

※保険適用がされないため全額自己負担です。自費診察料が別途1,650円かかります。
※医師の判断により処方できない場合もございますのでご了承ください。
※アフターピル(緊急避妊)は「排卵前」に服用することがもっとも効果的です。
※排卵後では、両両とも効果が大きく下がる可能性があります。
※両薬とも妊娠してしまった場合には妊娠を中断させる効果はありません。
※繰り返しの使用は体への負担が大きく、常用避妊法(低用量ピル等)の導入が推奨されます。

レボノルゲストレルとエラワンの違い

※料金表は横スクロールでご覧になれます

製品名 レボノルゲストレル エラワン
服用可能期間 性交後
72時間
(3日)以内
性交後
120時間
(5日)以内
効果が高い時間帯 24時間以内が最も効果的 できるだけ早く服用(排卵前が有効)
避妊成功率(目安) 81〜84%※1 約98%※2
授乳中の注意 服用後24時間授乳回避 服用後1週間授乳中止

【参照】
※1)富士製薬工業レボノルゲストレル錠1.5mg ※2)EMA ellaOne(ulipristal acetate)

自費薬品の主なリスクや副作用

自由診療で処方するお薬の主なリスク、副作用等に関する事項のご説明

レボノルゲストレル

用法用量

性交後72時間(3日)以内に、レボノルゲストレル1.5mgを1錠内服します。できるだけ24時間以内に服用することで、より高い避妊効果が期待されます。

副作用

◼ 一般的な副作用
予定外の出血(消退出血・不正子宮出血)、頭痛、悪心(吐き気)、倦怠感、眠気など

注意事項

服用にあたっては、アフターピル同意書をご記入いただきます(オンライン診療の場合は同意書フォームへの入力が必要です)。 アフターピルは、性交後の時間経過が短いほど効果が高くなります。
性交後すでに時間が経過している場合は、直接来院し、その場で薬を受け取り服用することを推奨します。
※オンライン診療は薬の到着までに時間がかかるため、緊急避妊には来院での対応がより適しています。

エラワン

用法用量

性交後120時間(5日)以内に、30mgを1回服用します。 できるだけ早く服用することで、より高い避妊効果が得られます。 ※他の緊急避妊薬(レボノルゲストレルなど)との併用は避けてください。 ※授乳中の方は、服用後1週間は授乳を中止してください。

副作用

◼ 一般的な副作用
吐き気、腹部(胃)の痛みまたは不快感、嘔吐、生理痛、骨盤痛、乳房の痛み、頭痛、めまい、気分のむら、筋肉痛、腰痛、疲労感など※副作用の頻度は高くありませんが、個人差があります。※月経が1週間以上遅れた場合は、妊娠の可能性があるため、妊娠検査を行ってください。

注意事項

服用にあたっては、アフターピル同意書をご記入いただきます(オンライン診療の場合は同意書フォームへの入力が必要です)。 緊急避妊薬は、排卵を遅らせることで妊娠を防ぎます。そのため、排卵後では効果が十分に得られない可能性があります。
性交後すでに時間が経過している場合は、直接来院し、その場で薬を受け取り服用することを推奨します。
※オンライン診療は薬の到着までに時間がかかるため、緊急避妊には来院での対応がより適しています。


【未承認医薬品について】
ellaOneは、日本国内では承認されていない未承認医薬品です。
未承認医薬品とは、海外では安全性や有効性が認められ、承認・流通されているものの、日本国内では承認を受けていない医薬品を指します。このような医薬品は、医師の判断により個人輸入という形で入手することが可能です。ただし、日本国内で承認されていないため、使用によって重篤な副作用が発生した場合でも、公的な保障制度の対象とはなりません。
ellaOneは2009年に欧州医薬品庁(EMA)により欧州全域での販売が認められ、その後、米国食品医薬品局(FDA)でも緊急避妊薬として承認されました。海外で報告されている主な副作用には、頭痛、吐き気、腹痛、生理痛などがあります。さらに、欧州では重篤な肝障害の事例も報告されており、日本国内での承認申請は取り下げられた経緯があります。
日本国内では、レボノルゲストレルを有効成分とする緊急避妊薬が承認・販売されており、性行為後72時間以内の服用が推奨されています。これらの医薬品は、日本国内における緊急避妊の第一選択肢とされています。

アフターピルを服用した後も、体の変化や次回の月経に注意を払い、必要に応じて受診しましょう

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